それは、「和牛雲丹トロドッグ」。
文字通り、雲丹とトロがドッグされている一品だ。
これ、どこで食べれるんだろう?
なんか、西麻布の「けんしろう」ってお店で出してるらしいよ。
に、西麻布・・・?(高そう・・・)
ちょっと調べてみるね!
お、おう・・・!(高そう・・・)
そう、西麻布の有名店、「けんしろう」というお店が出しているのだ。
調べたところ、和牛雲丹トロドッグは要事前予約商品の為、事前に伝えておかないといけないそう。
よし・・・電話してみよう!
プルルルルルルル
はいもしもし〜
あ、予約したいんですけど・・・
はい!いつですか〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あと和牛雲丹トロドッグを頼みたいのですが・・・
あ、はい多分大丈夫ですよ〜
た、多分とは・・・?
その日の入荷次第になるんですよねぇ。あと料金は時価ですけど大丈夫ですか?
じ・・・時価・・・!!大体いくらくらいなんですか・・??
大体一人前6,500円〜8,000円くらいですね!
い、一人前で・・・!?(た、高い・・・!!)
大丈夫ですか??
は、はい!大丈夫です・・・・!
ではお待ちしております〜
(なんかすごいことになってきたぞ・・・)
ということで当日!
やってきました西麻布。
もう看板がね、いい感じだよね、うん。
早速中に入ると、個室に通される。
こういうのを見ると、「これから贅沢をするんだ!」という戦闘モードになるよね。
今回は和牛雲丹トロドッグの他に、【結-musubi-】コース(16,000円)を注文。
「西麻布けんしろうの 全てを堪能できるコース」という文言があるくらいだから、きっと店側も自信を持って出すコースだろう!
今回のコースには飲み物がついていないので、別で注文。
グラススパークリング(900円)
まずはスパークリングワインを。
焼肉なのにワインっていうのがなんかオシャレ。
でも、全然違和感ないのがこの店のすごいところだ。
さぁ、オシャレな環境が整ったところで、早速コースを楽しもう。
蟹餡と和牛出汁の茶碗蒸し
まずは茶碗蒸し。
もちろんただの茶碗蒸しではない。
旨味が凝縮されており、一口ごとにおいしさを感じられる茶碗蒸しだ!
これはこの後も期待できるぞ・・・
淡路産七宝卵黄ユッケ
はい、ユッケきましたー!
これ絶対美味しいやつー!
ユッケに玉ねぎに卵黄・・・
そしてその上にキャビア!!
卵黄を崩して全体を混ぜる。
これはもう芸術だ。
あまりの美味しさにあっという間に平らげてしまう我々。
そしてここでお待ちかねのあの品が・・・!!!!!!
これ!これこれ!これが食べたかったのだ!
ゴクリ・・・
これ・・・やばい。
なんともうまそうな和牛の上に乗せられてるのはそう!たっぷりの雲丹!
これを海苔で巻いて食べるのだ。
正直、雲丹はそこまでめちゃくちゃ好きというわけではないのだが、この雲丹は臭みも全くなく、とにかくうまい!
口の中に幸せが広がっていく。まさにそんな感じだ。
あっという間になくなってしまった・・・
もっと食べたい・・・!
ちなみにこの日は1人前6,500円と、比較的安価だった(?)。
欲を言えばもう少し・・・もう少し大きいのを想像していたぞ・・・
まぁ、味はものすごくおいしかったのでよしとしよう。
厳選和牛サーロイン薄切り 〜湯葉と蕪のすり流し〜
さぁ、気を取り直してコースに戻るぞ。
これは、和牛サーロインの薄切り。この段階でうまいのは確定してると言っても過言ではない。
そしてこの肉をつけるのが・・・
これは・・・一体・・・?
湯葉と蕪のすり流して書いてあるよ。
そう、タレや塩ではないこの味付け。
普段安っぽい味付けに体が馴染んでいる我々にとってこれをおいしいと感じられるのだろうか・・・?
なんとも美しい。
恐る恐る口に運ぶ。
!?
!?!?
うまいっ!!!
そう。
なんとも優しい味わいにも関わらず、味がしっかりとしており、とてもおいしいのだ。
こういう食べ方もあるんだなぁと感心。
雪室熟成タンの厚切りと薄切りの食べ比べ
続いてはタン。
二種類のタンを食べ比べちゃうという、なんとも粋な一品だ。
いやぁ〜これ絶対うまいよ。間違いない。
焼き上がり。
なんと、薄切りの方はグレープフルーツを乗せて食べる!
厚切りの方は予想通り食べ応え抜群で、最高にうまい。
が!薄切りの方もほどよい酸味が効いてめちゃくちゃおいしい!
なんなら薄切りの方がおいしいくらいだ。
グラス赤ワイン(900円)
と、ここでそろそろ肉も本格的になってきたので赤ワインを。
焼肉屋でワインを飲むことはほとんどないが、今日はワインが一番合う気がする。
厳選和牛赤身二種盛り合わせ
さぁ、赤ワインもきたことだし、肉を食べよう!
赤身なんてまさに赤ワインに合うやつじゃないか!
やっぱり焼肉の風景といったらこれだよね。
これはタレと柚子胡椒で。
肉そのものの味もしっかり感じつつ、最適な味付けになっている。
やっぱり赤身はいいなぁ。
肉を食べてるって感じだよねぇ。
と、ここでなにやら不思議な煙が登場。
こ、これは・・・?
これが・・・シャトーブリアン・・・!
佐藤・・・ブリアン・・・!
大きさ自体はそんなに大きくないのに、存在感がすごい。
凛とした佇まい、しなやかなフォルム、なんだろう、よく分からないけど高そうだ。
なにこれもう食べるのがもったいないんですけど。
とはいえ出来立て(?)が一番おいしいのは常識。
食べる!
うほー!とろけるうぅぅぅぅ!
これでごはん3杯いける!!
メニューに店名が入っているだけあって、さすがにうまい。うますぎる!
シャインマスカットと金木犀の氷菓子
ここで箸休めの甘味が。
シャインマスカットって、おめでたい時くらいにしか食べないぞ・・・。
こんな脇役に使って大丈夫なのか・・・?
味?もちろんうまいわ!
さっぱりして次の料理に挑める、最高の箸休めだ。
そして後半戦が始まる。
厳選和牛カツサンド〜自家製ソース〜
実は一番楽しみにしたのがこれ。
厳選和牛で作られたカツサンドだ。
見ての通り、中はしっかり赤身、そしてサクサクと言っていいくらいのパン。
この2つにソースが組み合わさったそれは、予想をはるかに超えるうまさ!
和牛がパンにこんなに合うとは・・・
なんとも贅沢なサンドイッチだ。めちゃくちゃうまい!
厳選和牛赤身二種盛り合わせ
ここで赤身が再び登場!
そして焼肉はこれで最後ということもあり、しっかりと味わって食べなくては。
これまた違った味わいの二種。
赤身なのでそこまで脂っぽくなく、しっかり肉を感じられる。
後半に食べるには最適な肉だ。
月見和牛の鶏卵うどん
そして締めはうどん。
出汁がしっかりきいていて、食べ応えもあるがそこまで重くなく最高だ。
スープも全部飲み干してしまう。
ということで幸せ続きの料理はついに終わりを迎えてしまった。
うう・・・悲しみ。
焙じ茶あいす最中
最後はデザート。これまたおしゃれなあいす最中。
中にアイスを挟んで・・・
見た目もすごくきれい。
味も、品があってとてもいい感じ。
うーん!あらゆる肉を食べ尽くした感じだ!
どれも本当においしかったね。
個人的には和牛サンドが一番インパクトあったなぁ。
私は雲丹トロドッグだわぁ。
お店を出て夜風に当たりながら、目を閉じると一口一口の味わいが蘇ってくる。
うーん。うまかった。
価格的にはかなり高級な部類に入る焼肉屋なので、日常的に来れるお店ではないけれど、なんかいいことがあったらまた来よう。
★★★★★
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味★★★★★
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カロリー★★★★☆
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コスパ★★★☆☆
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接客★★★★☆
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アクセス★★☆☆☆
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メニューの種類★★★★★
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お酒★★★★☆
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インスタ映え★★★★★
贅沢焼肉で自分へのご褒美を