そう、「回るお寿司」と「回らないお寿司」だ。
「回るお寿司」と「回らないお寿司」に違いは何と言っても値段だ。
赤坂、六本木周辺には圧倒的に「回るお寿司」がない。
つまり、「高いお店」=「お金持ちが行くお寿司屋さん」しかないのだ。
港区の回らないお寿司なんて敷居が高い。高すぎる。
しかし!
「自分へのご褒美として、たまにはいいお寿司が食べたい!」
という時があるはずだ。
そう、今日がその時なのである。
六本木交差点から芋洗坂を下って行く事数分。
騒がしい六本木の街から少し離れただけでかなり閑静なエリアに入る。
そんな落ち着いたエリアにおいて、派手ではないながらもひときわ存在感を放つお店がある。
そう、それが「遊ヶ崎」なのだ。
お造りや茶碗蒸し、天婦羅など、興味をそそられるメニューがたくさんあるが、やはり楽しみなのは「寿司」。
そう、「回らない寿司」だ。
カウンターに座り、酒を注文。
そして、大将が仕事を始める。
一貫ずつ握って、手元に置いてくれる。
うーん、これぞ寿司屋。
思う存分堪能しよう。
ということで早速寿司が出て来る。
一貫目に出てきた「ホタテ」。
これでもうやられた。うまい・・うますぎる。
もうこの一貫で来て良かったと思わせるおいしさだ。
なんだろう、いつも食べてる寿司と全く違う。
これが「職人の仕事」というやつか・・・。おそるべし。
一貫一貫をこれほど味わって食べたことが未だかつてあるだろうか。
しかし、噛みしめるほどにおいしさが広がって来る。
これが・・・回らないお寿司の底力か・・・・。
続々と出て来る寿司。
全てが深い味わいであり、感動的なおいしさだ。
普段はあまり積極的に日本酒を飲まないが、ここは日本酒を頼んでみよう。
うーん、寿司に合う。気がする。
この遊ヶ崎には大将こだわりの銘柄の他に、なんとオリジナルの日本酒が。
それを知ってしまった以上、もちろん注文。これまたおいしい。
当たり前だが店内はとても落ち着いており、店員さんの対応もすごく良い。
おいしいお寿司にお酒、そして素敵な店。
六本木の喧騒から少し離れたこの場所で、自分へのご褒美として利用してみてはいかがだろうか。
★★★★★
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味★★★★★
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カロリー★★★☆☆
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コスパ★★★★☆
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接客★★★★★
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アクセス★★★★☆
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メニューの種類★★★☆☆
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お酒★★★★☆
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インスタ映え★★★★☆
本格寿司と落ち着いた雰囲気が◎